第2回 職員会議 医療の授業を考えよう!

2月4日(水)、「第2回 医療の授業~職員会議~」を根津にあるみのりcafeで開催いたしました。


開催までの経緯はこちらをご覧ください。


今回の主旨は


1.スピーカーから「ビジョンとミッション、ソリューションとは何ぞや?」をお話いただき


2.「医療の授業」藤原が(必死でつくった)ビジョンを発表し、


3.みんなで「医療の授業」についてディスカッションする。


という流れでした。


はじめに

NPO法人アレルギーっこパパの会(以降アレパパ)」理事長の今村さん

から、活動をご紹介ただき、

「ビジョン・ミッション・ソリューションが定まるまで」

をお話いただきました。


ソリューションを回すことで、ミッションを達成しながら、ビジョンに到達する。

その先には目指す社会の実現があります。

そしてすべてが一本でつながるイメージを持てることができるか?

「医療の授業」ではまだソリューションから目指す社会まで1本につなぐことが出来ていません。

それどころか、ビジョンとミッション、ソリューションを定めることも出来ませんでした。


そこで今回はみなさまにお願いしたことは、

ビジョンの作成の段階からご意見を頂くことにしました。

私の発表では主に「活動の個人的背景」「目指す社会」について説明いたしました。

そしてフリーのディスカッション。


「問題は何なのか?」

「他の方法でいいのでは?」

「どこから解決したいの?」


答えきれない質問が続々と出てきました。

事前にアレパパ今村さんと打ち合わせをして臨んでいるため、


「問題の原因は何か?」

「できること、できないこと。対象を絞ること」

「優先順位をつけること」


考えてはいたのですが、まだまだ整理が出来ていませんでした。


「そもそも、医療の教育は必要なのか?」


そういった根幹の部分すら、揺らいでいる状態。

60分間に及ぶディスカッションでは反省しきりでした。。。

(みのりcafeオーナー&患医ねっと代表のぶさんによる貴重なメモ)


振り返って思うことは、


・問題の優先順位、絞込みが足りない

⇒自分が目指す効果と、結果として解決されるものの切り分けが必要


・ニーズになり切れていない、問題が見えづらい

⇒本当に大きな問題なのか?どこが問題なのか?もっと考える必要あり


*****


懇親会でも参加者のみなさまから貴重な意見を頂き、

私にとって非常に大きな意味のあるイベントになりました。


参加者のみなさま、本当にありがとうございました。



そして忘れないうちに、考えの整理。

最後に。私が今回のイベントを思い立った理由にもなるのですが、


社会的課題に取り組む活動=多くの医療関係の活動は、

「目指す社会」はハッキリしていると思うのですが、その手前の段階(ビジョンとミッション、ソリューション)が、固まっていないことが多いと感じています。もちろん私もそうでした。

ビジョンとミッションはつくっていたのですが、数字の具体性がなかったり、一本につながっていなかったり。。


もしあなたが社会的課題に取り組まれているなら、一度立ち止まって確認してみてはどうでしょうか?