育休後Cafe with 医療の授業

1月31日(土)、流山市生涯学習センターにて「育休後Cafe with 医療の授業」が開催され、ミニ講座を担当させていただきました。


会場はママさんたちで超満員!

はじめは育休後Cafeのメイン講座、育休後コンサルタントの山口さんのお話がありました。

我が家も共働きの家庭として大変参考になりました。


私は残り20分となったところでバトンタッチ。

今回は「主治医は誰なのか?」という問いかけからお話させていただきました。


はじめのテーマは、育休後Cafeにちなんで、


「育休後に発生すること」


についてお話させていただきました。


平均休園日数から1年あたりの休園日数を計算してみましょう。


さて、有休、足りますかね?


 年齢別保育園児の月当たり平均休園日数 富山市内11保育園 ( 1,303 名 ) 対象

※資料は「知ろう小児医療守ろう子ども達の会」を通じて富山県小児科医会の方からお借りしております。


これによって、具体的にどれぐらい休まなければいけないのか。

お父さんや周りの方を巻き込むこと、そして職場での理解を求めることをお伝えしました。


そして保育園入園前にできることとして「予防接種」のお話。

「自分の子どもを守る」だけではなく、他の子も守ることが出来る「集団免疫」についてお話ししたところ、この意味をはじめて知って共感していただくことも出来ました。



2つめのテーマは「お医者さんのかかり方」


みなさん、「病院って何をしに行きますか?」という問いかけからスタート。


私は「病気を治しに行く」そう思っていました。


でも小児科医の一番の役目は重症化するかの見極めです。

治しているのは子どもが自分の力で治しているのです。


病気の判断に必要なものが


「観察・記録・伝達」


その中には風邪の諸症状だけではなく、


「食べる・寝る・遊ぶ(・出す)」も大事です。


記録の例として「こどもからだメモ」も紹介させていただきました。

知ろう小児医療守ろう子ども達の会のページからダウンロードできます)


そして最後のテーマは


「大人より難しい。こどものからだ。」


子どもは個人差が大きく、悪化も回復も早いことをお伝えしました。

そのための備え。ということで流山の夜間休日診療の資料や救急の目安についてもお配りさせていただきました。知ろう小児医療守ろう子ども達の会のページからリーフレットを使わせていただきました)


そして最後に


 「主治医は親自身である」


 「自分のからだも大切にする」


以上のことをお願いいたしました。


時間たっぷりに内容を押し込んだため、早口の悪い癖が出てしまいました。

しかし、アンケートでは次のような声を頂きました!


・医療の授業すごくためにたなりましたので、今後も続けて欲しいです。

・かかりつけ医のことも聞きたかった。

・職場の後輩にも教えてあげたいです。

・医療の話もデータを基に目からうろこの事もあり、ためになりました。ありがとうございました。


・医療講座の資料が良かったです。


時間をかけて考えて作った講座だけに、嬉しい限りです。

これからもこういった機会をつくっていきたいと思います。